得度習礼 4日目

4日目です。少しずつ生活に慣れてくる頃です。
この日も朝は5時30分起床ののち清掃をして晨朝勤行。4日目になってくると
大分お勤めも上達してくるのでほとんどノンストップ。
この日の3班は生活当番。食事の配膳をしたり、5分前に雲板(うんぱん)という鐘を打ったり・・・。
何かと忙しい1日でした。就寝勤行を進めていくのも生活当番の仕事です。
午前の講義は「浄土真宗の基礎知識、基本作法」でした。もう1度教章や作法を復習しましょうといった感じです。
午後の講義は勤式作法。仏説阿弥陀経(ぶっせつあみだきょう)の練習です。
で、いつもどおり日没勤行があって夕食をとって課題の時間。
この日は御文章(ごぶんしょう)を1発クリア。御文章とは先代の証人が書いたお手紙、みたいなもんです。
そして就寝勤行。前述のとおり調声と領解文担当。ぼくは調声と領解分を担当。
調声とは周囲をリードしていく役のことです。というわけで集団より1歩前に出て勤めるので結構緊張しました。
そして領解文とは運動会でいう宣誓みたいなもんです。これも1歩前に出てお勤めをしました。
こんな感じで結構重たい役を2つも担当したわけですが、特に大きなミスもなく終わりました。
いい経験でしたよ。こういった役は班の中で会議をして決めるので、やりたいと思ったら積極的に選んでいきましょう。
その後は5日目に内陣出勤があったのでそれの練習をして就寝。


この日も特に何もなく終了。早く寝れたのでやっぱり疲れていたのかな?